官能小説 家庭内盗撮の妄想

官能小説

 

輪姦の宴(1)

― 恋と嫉妬と男と女 ―



「素晴らしい! とってもいいわ、椎名さん」
 がらんとした夜の練習場に、乾いた拍手の音が木霊する。手を叩いているのはただ一人、このダンシング・ミューズの主宰者、神碕康子その人だ。

「振り付けられた動作を自分のものとして、よく表現できてる」
 課題である自分のパートを踊り終えた美子は、フィニッシュの姿勢を数秒間保って、それから一礼した。背筋をぴんと伸ばし、その姿は心なしか誇らしげに映る。それからすぐに部屋の隅に駈けてゆき、バスタオルを拾って肩から羽織った。

 竹下由真にとっては、その仕草のひとつひとつが実に小憎らしい。たった二人しか挑戦する者のなかった、極薄のレオタードを着て踊るというこのテスト。羞恥を克服するためには男性の目が必要という理由で、神碕祐一が同席している。彼の前で大胆に体を動かせた美子の神経が、由真には信じられない。

 体を動かす前から、息が荒い。由真は気合を入れ直そうとしたが、ひざに力が入らない。バスタオルを取れば、体の線が露わになる。それだけなら普段と変わらない。しかし、生地自体が極端に薄く、裏地は綺麗に取り去られている。

 隠したい部分のほとんどが、透けてしまうその作り。だが、それを意識すると、手足が凍りついたように動かなくなるだろう。
「どうしたの? 早く前に出て来なさい」
 苛立った康子の声。由真は慌ててバスタオルを足元に落とした。




 日が暮れて、2時間以上が経っている。このテストが始まる前に、気分を落ち着かせようと外に出た時に感じた夜気はまだ暑く、かなりの湿気を含んでいた。それに比べれば、部屋の中は空調が効いて快適だったが、極度の緊張からか、動かしていない体がじっとりと汗をかき始めている。

 鏡を背にして、三人の前に立つ。美子は、すっかり肩の荷を下ろした表情をしている。この女にだけは負けたくない。強くそう思う。
 恥ずかしくて、祐一の方を見ることができない。しかし、その視線は全身で感じている。股間の翳りが、透けているに違いない。体の横に下ろした手が、無意識にそこを隠そうとする。

「・・・始めます。音楽、お願いします」
 時間が経てば経つだけ、弱気になってしまいそうな自分を励まして、片手を高く差し上げた。部屋の隅のデッキを祐一が操作し、曲が流れ始める。ベースとドラムが、ビートを小気味よく刻む。

 曲に体の動きを乗せてゆく。体が軽く機敏な由真には、速いテンポのダンスが向いている。踊りに意識を集中し、他の事は何も考えないようにしようと思っても、祐一の視線を意識して頬が熱く火照る。

 軽く踏み出したステップから、両手を差し上げてターン。布地の下で、乳房が左右にプルプルと揺れる。動きの中で胸を見下ろせば、淡色のレオタードの表面から、乳首がぽつんと飛び出している。
 あぁ、見られている。動揺するのが怖くて見まいとしていた祐一の顔に、思わず目をやる。

 祐一の目が、真っ直ぐに彼女を見ていた。吸い込まれそうな、その鳶色の瞳。ずっと意地を張って認めまいとしてきたけど、やっぱりあなたが好き、これまで出会った誰よりも。
 だから、とても耐えられない。明るい中で、裸同然の姿態を見られるのは。全身が剥き出しの神経そのもののように、ひりひりと疼く。

 動悸が激しさを増し、頬が朱に染まる。体全体が萎縮して、思うように動かない。これを着て自宅で何度か踊ってみた時には、ほとんど気にならなかったのに。羞恥を伴った緊張のせいだろうか、汗で濡れた皮膚を股布が滑り、徐々に中央に寄って来ている。

 レオタードの尻は縁が切れ上がっていて、股布の幅は通常の半分ちょっとしかない。やや濃い目のアンダーヘアは、普通の状態でもはみ出してしまいそうだった。
 昨夜、大陰唇に生えた毛は抜き、そのすぐ外側の皮膚から生えた陰毛は綺麗に剃り上げた。それが滑りを良くしたのか、クロッチ部が外性器に食い込み始めた。

 いけない、このままじゃ。開脚すると本当に見えてしまう。怖れを抱きながらジャンプ。空中で、脚を前後に180度開いた姿勢をとる。着地の衝撃が、紐状になった股布から陰核に伝わる。
「ああっ・・・」
 思わず声が漏れそうになるのを、ぐっとこらえた。

 何とかして、股間のよじれを元に戻したい。そのためには踊りを一旦止めるか、指を無理やり布の裏側に突っ込んで、引っ張り出すしかない。しかし、どちらも嫌だ。
 美子には絶対に負けたくないし、裸同然の姿で踊るだけならまだしも、殊更に性器を意識させる動きを、祐一の目の前でしたくはない。

 しかし、続くポーズはあまりに過酷なものだった。見ている三人の方に向いて床に腰を下ろし、揃えた脚を頭上に伸ばしてから、V字に開かなくてはならない。
 由真の動きが止まった。乳房と股間を両手で覆い、その場に立ち尽くす。
「・・・すみません。これ以上、踊れません」

 声に悔しさがにじむ。だが、どうにもならない。
「はい、よくがんばったわね、竹下さん」
 小走りに移動し、床の上のバスタオルを拾って体を覆う。思わず涙がこぼれそうになったが、美子の視線を意識して耐えた。

 完敗だ。一人だけを選ぶという試験ではないが、二人の間でこれからの扱いに、差がつくことは十分に考えられる。それにしても、美子はどうして祐一の前ではつらつと踊れたのか。同じ条件の筈なのに。淡い疑惑を感じながら、由真はライバルを横目で透かし見た。




 郊外にある高級住宅街の一角、赤いブレーキランプが光り、ハイヤーが一つの屋敷の前に止まった。外に出た運転手がインタホンで呼ぶと、ゆっくりと鉄製の門扉が開く。
 車回しをぐるりとまわり、玄関に横付けされた黒塗りの車から降り立った由真は、疲れきった表情をしていた。

 スタジオからここまでの20分余りを、彼女は悶々として過ごした。踊りで負けたことも納得いかないが、それ以上に祐一と美子の関係に対する疑惑の方が、心に痛かった。
 彼は誰にでも優しいから ── そう思い込もうとしていた自分に気づいたのだ。美子が特別な存在だとは、認めたくなかった。

「お疲れ様でした。また、よろしくお願い致します」
 初老の運転手が、深々と礼をする。料金については、請求書が父親の経営する会社に行くことになっている。実質的な仕事は何もしていないが、彼女もそこの取締役になっている。つまり、必要経費で落すわけだ。

 父の会社は不動産仲介業で、県内に二十数店舗を展開しているチェーン店だ。また、数年前からデベロッパー業務にも進出し、その部門は八つ年上の兄が責任者をしている。
 兄は後継ぎとして厳しく育てられたが、由真は年をとってからの子ども、しかも女の子ということもあって、存分に甘やかされて育った。

 石段を登りかけたところで、玄関のドアが中から開いた。
「お嬢様、お帰りなさいませ」
 小柄な中年の女性が、丁寧にお辞儀をする。住み込みの家政婦だが、ここに来てまだ数ヶ月。その前の女性は、半年で辞めている。

「ママは帰ってる?」
「いえ、今夜は遅くなるとのご連絡がございました」
「今夜も、でしょ。また、例のホストクラブね、きっと」
 パンプスを脱いで、廊下を奥に進む。家政婦は、聞こえていない振りをしている。これもいつもの事だ。

 父と兄については、聞かなくてもまだ帰っていないに決まってる。接待をしたりされたりで、その日のうちに帰宅することはまずないし、外泊することも多い。
「お食事は、どうなさいますか?」
 何も食べる気がしない。由真はそのまま二階の自室に上がった。

 ワンピースから、部屋着のタンクトップとショートパンツに着替える間にも、新たな悔しさが押し寄せて来る。あんなとろくさい女に負けるなんて。普通の感覚の持ち主ならば、あの場であの格好をして、思い切り体を動かせる筈がない。

 脚を広げるポーズは、美子のソロパートにもいくつかあったが、彼女は自分以外に誰もいないような大胆さで、それをやってのけた。絶対に何か秘密がある。それが何なのか、ぼんやりわかる気もするが、認めるのが嫌だった。

 同時に特別クラスに上がってきた同士なのだが、由真は最初から美子のことを馬鹿にして来た。練習は確かに熱心にしている。しかし、踊りに関する感性も女としての魅力も、自分の敵ではない。第一、体つきにダンサーらしいシャープさがない。

 全体にすらりとした体型で、引き締まった下半身を持つ由真に比べ、美子の骨盤は大きく左右に張り出し、腰周りは柔らかな丸みを帯びている。
 ウエストのくびれとの対比で、男の目には肉感的な肢体として映るのだが、由真に言わせれば、いかにも田舎臭いプロポーションということになってしまう。

 サイドテーブルの上の電話が鳴った。受話器を取り上げると、家政婦の声がお友達からお電話ですと告げた。外線のボタンを押す。
「はい、由真です」
 掛けてきたのは保田亮子。自分が受けなかった試験がどんな雰囲気で、結果がとうだったかが気になるのだろう。

「まあまあかな。あんなものだと思うわ」
 ありのままを話そうとした言葉を飲み込み、当り障りのない答えに変えた。さして巧いとは言えなかったが、亮子もライバルの一人には違いなかったし、何より負けたと正直に言うには、由真のプライドは高すぎる。

「恥ずかしくなかった?」
「そりゃ、死にそうに恥ずかしかったわ。でも、一旦踊りだせば、ね」
 想像力を欠いた質問。こういう所で亮子のセンスのなさがわかる。
「あの女は、どうだった? まるで駄目だったんじゃないの?」

 由真が美子のことを認めていないのを知っているので、おもねるような訊き方をしてくる。それが、今の由真には却って煩わしい。
「まあね。椎名さんよりは、踊れたと思うな」
 嘘を重ねることで、自己嫌悪がさらに深まる。

「あ、そうそう。あいつったら、神碕さんに抱きついてたらしいわよ」
 大切な事を思い出したという口調。とくんと心臓が弾む。
「どういうことよ、それ」
 無関心な振りをしようとしたが、声に動揺が現れたかも知れない。

「私が受け持ってる教室の生徒さんなんだけど、先週の月曜日の昼頃、あるレストランの駐車場で見かけたらしいの。二人が抱き合っていたのをね」
 やはり、そういう関係があったんだ。だが、昼間の出来事だと聞いて、由真は少しほっとした。それでも、その様子を詳しく聞くにつけ、平静ではいられなくなった。

「その生徒さん、神碕さんの顔は知ってたらしいのね。通りかかった時は、もう抱きついていたらしいけど、胸にすがりつく感じで、十分以上もしなだれ掛かってたって。服装とか髪型をよく聞いたら、どうも椎名美子らしいって話になってさ、名簿から写真をコピーして確認したら、これがビンゴってわけ」

 保田亮子とは、ダンシング・ミューズに入って以来のつき合いだが、とにかくよくしゃべる。特に噂話には目がない。
「で、その後、二人はどうしたの?」
「神碕さんの車に乗って、どこかに行っちゃったらしいわ」

 今夜初めてはっきりと自覚した祐一への想いは、当然ながら彼女には話していない。ここで取り乱した様子を見せれば、他で面白おかしくしゃべられかねない。
「ふーん、そうなんだ。あの二人がね」
 気になるが、訊けない。声が震えないようにするのが精一杯だ。

「由真は、彼に関心ないって言ってたもんね。私は、大ショック」
「ごめん、私、今日は試験もあって疲れたから、早めに寝るわ」
 亮子がここから本番という意気込みで、自分がどれだけ傷ついたかを話し始めようとするのを、由真は素早く遮った。

 受話器を置いて、小さくため息をつく。二人はつき合っているのだろうか? それとも、美子が祐一にアプローチしているだけ? 思考が同じ所をぐるぐると回る。
 しかし、彼の前で恥ずかしげもなく踊れたことを考えれば、既にそういう関係になっていると考えなければ、つじつまが合わない。

「そんなこと、認めるもんですか・・・」
 唇をかみ締めた。小さい頃から、望んだらほとんどの物が与えられた。そういうものだと思ってきた。成長するに連れて、そこまで単純ではないとわかって来たが、一方で大抵の人の心はお金で動かせるというのも実感した。

 祐一が欲しい。祐一でなくては駄目だ。これまでにも恋人は何人かいたし、男友達はその十倍以上いるが、彼に比べればつまらない男達だった。好ましく思う気持ちを抑えつけてきたのは、自分の恋心に歯止めが掛からなくなるのを、怖れたのもあるかも知れない。

 一時の気の迷い ── 古めかしい言い方だが、仮に祐一が美子に惹かれているとしても、きっとそうした感情の揺らぎに違いない。自分の魅力で、必ず奪い返してみせる。そう思うと気持ちが楽になった。
「祐一さん・・・」

 これまで祐一と話すことは、あまりなかった。たまに機会があっても、常に苗字で呼び掛けていた。初めて味わう、下の名前で呼びかけることの甘美な感覚。祐一の顔が浮かぶ。
 さっき踊った時も、半ばシースルーのレオタードを貫くように、突き刺さってきた彼のまなざし。女にとって、見られることは歓びだ。それが、愛しい人からであるならば余計に。

「あぁん・・・」
 股間に忍び込んで来たその視線を思い出して、体の奥が熱くなる。ベッドに浅く腰掛け、ゆったりとした短パンをずり下げた。下腹からショーツの中に指を這わせ、茂みの中心を探る。
 もう濡れている。もっと、もっと私を見て。そう願いつつ、由真は女陰に指を沈み込ませた。




 特別クラスの練習は、原則として水曜日と土曜日の週二回だ。その日以外は、クラスのメンバーはスタジオやそれ以外の場所で、受け持ちのクラスを教えている。

 翌週の水曜日、練習前に各自が柔軟体操を始めている時、もう一人の同期である高橋朋美が、由真と亮子に近づいてきた。
「気になる事を見たんだけど、ちょっといい? さっき、事務室に交通費請求の書類を持って行ったのね。そしたら ──」

 顔を近づけて話す三人を気にする様子もなく、美子はスタジオの奥でストレッチを続けている。先輩ダンサーも何人ずつかで適当に雑談しながら体を動かしている中で、彼女の練習に対する熱心さは、周囲から浮いてしまっているところがあった。
 朋美は、その姿に背を向けるように体を捻り、ひそひそ声で言葉を継ぐ。

「机の上にスタジオの使用簿が開いてあってさ、ちらっと見たら先週の月曜日、午前中に神碕さんが借りてるのよ、ここ」
 その祐一は、まだ姿を見せていない。
「で、ちょうど事務員さんが帰ってきたんで、尋ねてみたの。鍵を借りに来たのは、神碕さん本人。それはいいんだけど、繰り返し流れていた曲が、どうもあの女のパートらしいのよ」

 意地の悪い目つきで、斜め後ろの美子を見やる。同じ日の昼頃、美子が祐一に抱きついていたというのは、亮子から聞いて知っている。スタジオは防音だし、事務室とはフロアが違うが、両方の部屋が窓を開けていると、音楽が聞こえることがある。朋美はその曲調を、女子事務員に確かめたのだ。

「群舞もあるけど、あの曲でのソロというと、あとは亮子だよね。あなた、神碕さんと一緒に練習した・・・わけないか」
「当たり前じゃん、悔しいけど」
 二人の軽口を聞き流しつつ、由真は考えに沈んだ。

 その曲は、例の試験で美子が踊った曲だ。あの場で恥じらいなく体を動かせたのは、祐一の前であのレオタードを着て踊る練習を、事前にしておいたからなのだろうか?
 そんな事ができるほど、二人の仲は深いのか。由真は、またしても心が波立ち、プライドが深く傷つけられるのを感じた。

「そろそろ準備運動はいいでしょう。じゃ、一列に並んで」
 いつの間にかスタジオに入って来ていた先生の合図で、いつものように練習が始まる。しかし、由真の心はいつも通りには程遠い。そんなの酷い、フェアじゃない ── 無念を噛み締めつつ、小さくそう呟いた。




 朋美がもたらした情報で打ちひしがれてしまった由真は、何度もミスを繰り返して注意された。その事が余計に悔しさを募らせる。
 いつもの彼女らしくない様子を気にしてか、美子が心配そうな視線を送ってくるのが、何とも煩わしい。最も同情されたくない相手に、弱みを見せてしまう自分が情けない。

 公平な試験じゃないと、抗議しようか。しかし、誰に? 先生に言っても、まともに取り上げてもらえるものだろうか。わからない。息子のしたことだったら、何でも許してしまいそうなところがある。
 あれこれと考えてから気づいた。ショックなのは、巧く踊れなかった事ではなくて、祐一を美子に取られたかも知れないことだ。

 練習は午後9時前に終わった。その頃には、由真も決心がついていた。彼にちゃんと想いを伝えるんだ。欲しいものは、手に入れる。これまでの自分はそうして来た。今回もそうできない筈がない。
 使えるものは、何でも使おう。お金も、女としての武器も。そして、どうせするなら急いだ方がいい。

 美子は、先生になにやら質問している。いつもの由真なら対抗心を燃やすところだが、今夜はとてもそんな気にならない。
 亮子と朋美と一緒にスタジオを出て、ちょっと寄る所があるからと言って二人と別れ、ぐるりと通りの向こうを回ってから、ビルの前まで戻ってきた。出入り口から少し離れた路地の間で待つことにする。

 祐一が車を置いている駐車場で、待ち伏せることも考えた。だが、利用している場所が複数あるため、すれ違いになる怖れがある。
 それでこの路地にしたのだが、ドアから出てくるミューズの関係者に見つからないかが心配だ。それに、祐一は先生と一緒に帰るということはないだろうか。由真はじりじりしながら待った。

 幸いにも、程なく祐一が出てきた。どうやら一人らしい。後を追って、すぐに追いついた。躊躇する暇を自分に与えず、思い切って声を掛ける。
「祐一さん!」
 彼のことを面と向かって、苗字でなく名前で呼んだのは初めてだ。

 祐一は、それに気づいた様子もない。かっと頭に血が上る。
「やあ。練習、お疲れだったね」
 にっこりと微笑んで、何事もないように答えるのが憎らしくて、口にすまいと決めていた言葉が思わずこぼれ落ちた。
「先週の月曜日、スタジオでいったい何をしてたんですか!?」

 戸惑う様子の祐一に向けて、由真は更に言葉を連ねてしまう。
「見た人がいるんですよ。あの女と、恥知らずな事をして・・・」
 駄目だ。こんな事、言うつもりじゃなかったのに ── 焦れば焦るだけ、相手を責める言い方になってしまう。その思いつめた表情を、鳶色の瞳がじっと見つめていた。




 彼が好き。そして、欲しいものは何としても手に入れなければ気がすまない。 ── 由真もまた彼女なりの想いで、祐一を強く求めていた。この続きは、「輪姦の宴(2)」でどうぞ。




このストーリーはフィクションです。登場する団体、人物等は架空のものであり、実在のものとは一切関係ありません。のぞき、盗撮、強姦、輪姦などは犯罪です。絶対に真似をしないでください。