官能小説 家庭内盗撮の妄想

官能小説

 

風を待つ渚(7)

― 美少女、落花狼藉 ―



 パチンコというのは、どうも性に合わない。当たりが来ないと、目の前のガラスを叩き割りたくなる。もう3万円近くつぎ込んでるのに、それらしい気配もない。くそ、3万あればソープに行けたのに、もっと増やそうとか考えたのが間違いだった。

 タダでセックスできる女たちもいなくはないが、レベル的には低い。仲間中でマワしまくっているので、言えば股を開く。しかし、基本的にマグロ女だし、フェラをさせても下手くそだ。
 ソープに行けば、とりあえずテクのある女とヤることはできる。しかし、その金はパチンコ台に吸い込まれてしまった。

 根本泰司は、椅子を半ば蹴るようにして立ち上がると、パチンコ屋の外に出た。身長は180センチちょっとだが、肩幅が異様なほど広く、筋肉質のがっしりとした体型だ。出口付近にいた店員や他の客が、思わず後ずさったくらいに迫力がある。

 迷彩服の上下に、黒皮のゴツい造りのブーツ。上は半袖だが、夏にしては実に暑苦しい格好だ。金色に染めた髪をグリースで後ろに撫でつけ、オールバックにしている。ピアスは左耳はひとつだけだが、右耳にはまるでルーズリーフのように並んでいる。

 泰司は、いまいましげに路上にツバを吐いた。腹が立って仕方がない。ここのところ、パチンコだけでなく、競馬も競輪も競艇もツキから見放されている。日が暮れたこの時間からが、いろんな意味で一番楽しいというのに、財布にはほとんど金が残っていない。

 また、家のレジから売上をくすねて来るか。それとも、後輩の誰かからせびり取るか。いずれにせよ、返すつもりなど最初からない。思案していたところに、着メロが響いた。ヘビメタだ。他人の迷惑を考えない大音量に、すれ違う人々が何事かと振り向く。

 番号表示を見ると、弟の携帯からだ。
「おい、徹。金ないか、金!」
 相手が話し始める前に、いきなり怒鳴りつける。
「兄ちゃんさ、いい話があるんだけど、乗らない?」
 徹の方も心得たもので、兄の言葉はさらりとスルーする。

「金になるのかよ、その話」
「いや、金にはならないけど、可愛い女子中学生とヤれる」
「お、お前の彼女とかいう子か。でも、彼女ってのは、寝た女の事だから、ありゃ違うな。その娘を、俺に抱かせてくれんのか?」

 電話口の向こうで、息を呑む気配がした。
「まさか。冗談でも、そんなこと言わないでよね」
 本気でやりかねないと、徹も思っているのだろう。もちろん、泰司も冗談で言ってるつもりはない。

「奈美子の友だちで、前にあいつがウチに連れてきた女なんだけどさ、マジでマブいよ。いかにも、美少女ーって感じでさ」
「おお、確かそんなこと言ってたな。その女を犯るのか?」
 泰司は、俄然興味を示した。タダで抱けて可愛いなら文句はない。

 弟の話では、その望美という娘が、彼女である奈美子の家に泊まるらしい。両親は、二人とも法事でいないという。
「それがさ、その望美がド変態なわけ。俺、ビックリしたよ」
 電話の向こうで、徹がいやらしく笑った。

「自転車の後ろで立ち乗りしてたのを、偶然見かけたんだけどノーパンだったよ、そいつ。スカートもミニでさ、もう丸見え」
「ホントかよ? お前、いい加減なこと言ってんじゃねーぞ」
 いくら何でも、そんな女子中学生がいるとは思えない。

「この目で見たもん、俺。でさ、跡をつけたら、奈美子んちに入って行ったんだ。しかも、風呂場の窓を全開で、裸を見せつけるしさ」
「マジか。で、どうだったよ、そいつの体」
「アソコの毛がまだ薄くて、割れ目までバッチリ見えた。おっぱいは、ちょっと物足りないかな。でも、それ以外はカンペキ」

 徹のヤツ、巨乳マニア入ってるからな。しかし、本当に可愛いのなら、淫乱だろうが貧乳だろうが、ヨダレが出そうな話だ。
「で、奈美子って子の家は、どこら辺だ?」
 徹が地名を言った。歩いて行ける距離だ。

「よし、わかった。で、ホントに親は帰って来ないんだな」
「うん、それはさっき奈美子に確認した。間違いないよ」
「鍵はどうする。窓ガラスを割るか? それとも、起きてるうちに訪ねて行って、そいつらに開けさせるか?」

 他人の家に押し入ってする強姦では、そこが最も難しいところだ。入り込みさえすれば、後はやり放題なのだが。
「大丈夫。俺、奈美子んちの玄関の鍵、持ってるから」
 徹は自慢げにそう言うと、またケケっといやらしく笑う。

「映画に一緒に行った時、バッグからキーホルダーを盗んで、鍵屋でコピーしといたんだ。映画の途中で、二度ほど席を立ってね」
 こういう事にかけては、弟は本当に抜け目がない。
「しかも、あの家の玄関は、古い造りの引き戸だしね。楽勝さ」

 つまり、ドアチェーンに邪魔される可能性はないということになる。侵入の痕跡を残さずに済むのは、大きなメリットだ。
「そうか。で、俺は当然、二人とも犯っちゃっていいんだよな」
 弟が嫌がるのが面白くて、しつこくからかってやる。

「もう、やめてったら。奈美子は絶対にダメだからね」
「わかった。じゃ、こっちが望美、お前は奈美子ってことだな」
「基本的にはそれでいいけど、俺もヤりてぇよ、望美と」
 この欲張りめ。だが、弟が持ってきたネタだ。それくらいは、させてやってもいい。

「いいだろう。詳しい打ち合わせは家でしよう。これから帰る」
 電話を切ると、彼はニタリと笑った。道行く人たちが、気味悪げにその姿を横目で盗み見た。だが、泰司が眉間にシワを寄せてひと睨みすると、慌てて目をそらして通り過ぎてゆく。

 携帯をポケットに収めると、泰司は大股で歩き出した。金で女を買うよりも、レイプの方がよほど刺激的だ。無意識に舌なめずりをしながら、彼は自宅のある方角へと足を速めた。




 泰司たちの家は、調剤薬局をしている。望美が奈美子へのお土産を買ったケーキ屋とは、別の商店街にある。駅の近くで人通りが多いあちらに比べ、この辺りはいわゆる場末感が色濃く漂っている。人通りも半分以下だし、小規模の店舗が大半だ。

 店番は両親がしていて、特に人は雇っていない。駅前に大手チェーンの薬局が出来たため、そちらに客を取られたのが痛いらしい。客は一人もいない。
 不機嫌な顔でカウンターの中に座っていた母親が、何か言いたげな目でこちらを見たが、無視して奥に入った。

 そのまま階段を駆け上がる。徹はもう帰って来ていた。
「徹、さっきの話は、ホントだろうな」
 得意満面という様子で話し始める弟を、泰司の細い目がじっと観察する。どうやら、嘘をついてはいないようだ。

 背中がゾクゾクしてきた。ヤリマで変態かも知れないが、飛びぬけて可愛いのは本当らしい。想像しただけで股間が充血してくる。
 女は暴力で犯すのが最も味がいいと、泰司は周囲にいつも言っていた。しかし、そのやり方で実際にモノに出来たのは、性に対してどこか隙のある女たちだけだった。

「奈美子から聞いたんだけど、望美の親父って大企業の重役らしいんだ。その娘が露出狂ってのも、ウケるよね」
 徹が、歯茎をむき出しにして笑った。そいつはいい。犯すついでに写真やビデオを撮っておけば、その親父から大金を強請り取れる。

 店から一時的に上がってきた母親が、チャーハンを作ってくれた。二人は無言でそれを食べ、部屋に戻って身支度を始めた。
「おい、デジカメ忘れんなよ。あと、ビデオの空きテープは?」
 デジタルビデオのテープを買いに、徹はコンビニに走った。

 その間に、泰司は薬の在庫が置いてある倉庫に入り、いくつかの薬剤と、ガーゼを取って来た。倉庫といっても、納戸のような部屋だ。普段は鍵も掛かっていないし、在庫管理もいい加減だ。
 縄はいつも女を犯す時に使っているのが、自分の部屋にある。それらをまとめて、黒いショルダーバッグに放り込んだ。

 午後十時過ぎに家を出た。両親は、まだ店で働いている。
「いいか、ヘマするんじゃないぞ」
「兄ちゃん、奈美子はダメだからな。絶対だよ」
「分かった。手は出さないから、素っ裸を見せてくれ」

 徹が上目遣いにこちらを見た。かなり不安そうだ。無理もない。ケンカでは兄に勝てないと、小さい頃から骨身にしみているのだろう。
 二人は横に並んで、しばらく無言で歩いた。大通りから住宅街に向かって進み、いくつも角を曲がってゆく。

 やがて、こじんまりした二階家の前で、徹が立ち止まった。
「ここだよ、兄ちゃん」
「的は女子中学生か。親がいなくても、この時間だとまだ起きてるだろうな。徹、ちょっと確かめてこい」

 足音を忍ばせて庭に入って行った徹が、早足で戻ってきた。
「二人とも、リビングでまだ起きてたよ。カーテンがレースなんで、中が丸見えなんだ。俺、もうビンビンだ」
 泰司も覗きに行こうとしたが、立木の間の狭い空間をくぐらなくてはならない。音を立てて、気づかれてはいけないと諦めた。

 突き当りが空き家だという狭い路地に身を潜めて、奈美子たちが寝るのを待つ。三度目に見に行かせた時、リビングの明かりが消えていた。すぐに寝入るとは限らないので、更に三十分待った。気持ちが昂ぶる一方で、時間の進みがやけに遅く感じられた。

「よし、行くぞ。音を立てないように気をつけろ」
 仲間と一緒に家電量販店の倉庫に忍び込み、盗んだ商品をバッタ屋に持ち込んで、金に替えたりもしている。こういう不法侵入には慣れているが、女を犯すためとなれば特別な興奮がある。

 玄関の鍵穴に、徹から受け取った合鍵を差し込んで回す。カチリと音がして錠が外れた。ゆっくりと引き戸を開けて、中に入る。
「おい、ちゃんと鍵をしとけよ」
 囁き声で指示を与える。靴を脱ぎ、そのまま廊下を奥へ進んだ。

 リビングにはレースのカーテン越しに、外灯の光が射し込んでいた。誰もいない。かすかに、洗濯物の匂いがする。獲物の女どもは、どこに寝ているのだろう。右手の襖の奥か、それとも二階か。足元の床が、小さくミシリと鳴った。ギクリとして足を引っ込めた。

 耳を澄ましたが、誰かが起きてくる気配はない。泰司は音のした辺りを避けて前へ進み、襖に手を掛けると少しだけ開けた。
 暗がりの中に、布団がふたつ並べて敷いてあるのが見えた。

「ここだ」
 口の動きだけで、徹にそう伝えた。音を立てないように、襖を開く。斜めに射し込んだ光が、右側に寝ている少女の横顔を照らした。振り向くと徹が、口パクで「な・み・こ」と言ってきた。

 よし。事前の打ち合わせ通り、まずはこっちからだ。徹から揮発性の全身吸入麻酔剤が入ったビンを受け取る。中の液体を染み込ませたガーゼで、奈美子の鼻腔を覆った。
 小説とかにはクロロホルムを使うと書いてあるが、あれは揮発性が高すぎ、麻酔に時間がかかる上に、人体に悪影響があるらしい。

 家が調剤薬局だと話したら、仲間の一人がこの薬が使えるぞと教えてくれた。そいつの兄貴は医学生で、頭はいいがかなり陰険なワルだという。使い方を教わった泰司は、何度か別の仲間のアパートで、昏睡レイプというか、薬物輪姦を体験していた。

 奈美子の呼吸が、さっきよりゆっくりになったようだ。二の腕に触ってみたが、反応がない。ならばと、今度は胸に手を伸ばして軽く揉んでみる。Tシャツの下の膨らみが心地よい弾力を返してくる。振り向くと、徹が怖い顔でにらんでいた。

 泰司は体を捻って、もう一つの布団に寝ている望美の方を振り向いた。こちらも、ぐっすりと眠っている。
 奈美子は割に行儀のよい寝相だったが、望美はタオルケットを完全に蹴飛ばしていた。タンクトップから覗く白い肩が、薄闇の中にくっきりと浮かび上がっている。

 同じやり方で、望美にも麻酔剤を嗅がせた。後ろでは、徹が引き続きガーゼを奈美子の鼻先にあてがって、更に眠りを深くしている。自分たちが今夜する暴行を、恋人には知られたくないから、ずっと眠らせておくのだと言っていた。なんて肝が小さいヤツだ。

 押しつけていたガーゼを、望美の鼻から離す。こっちは、眠りを浅めにしておかなくてはならない。
 以前に、薬を吸わせる量を間違えて、深く眠らせ過ぎた女を犯したことがあるが、悪戯するだけならともかく、反応のまるでない相手とのセックスは、実に味気ないものだと感じた。

 頬を軽く叩いてみる。反応はない。望美の呼吸が適度にゆるやかになっているのを確認してから、立ち上がって電灯をつけた。暗さに慣れた目に、蛍光灯の光が痛い。入り口の襖を、ピッタリと閉じた。これで何をしても、外から見えることはない。

 泰司は布団に片膝をついて、至近距離から少女の寝顔を見つめた。目は閉じてはいるが、気品のある顔立ちをしている。手早くタオルで猿ぐつわを二重に掛け、首の後ろできつく結んだ。一枚だけだと声が漏れるが、こうすればその心配もなくなる。

 ショートパンツのジッパーを下げ、尻を持ち上げるようにして脱がせた。その下のショーツは、キャラクターのワンポイントが入った可愛いタイプのものだ。バッグを探ってデジカメを取り出し、その姿を撮った。タンクトップの下はノーブラだった。

 仰向けの状態では、膨らみがほとんど感じられない望美の胸。その真ん中に、ポツリと乳首が浮き出ている。よく日焼けした太ももが、付け根近くで白くなる。それが、いかにも女子中学生という感じだ。徹が言っていたように、遊んでいる子にはとても見えない。

 ショーツはそのままに、両方の手首と足首をしっかりと結わえつけ、M字開脚の体勢にした。縛って犯すには、これが一番いい。
 別の縄で、服の上から胸を搾り出すように縛る。さらに、首の後ろ側を通した縄で、両方の膝を閉じれないように固定した。

 隣の布団では、徹が奈美子の服をほとんど脱がせてしまっている。
「そっちも縛ってやろうか? 縄はまだ余ってるぞ」
「やめてくれよ、兄ちゃん。俺にとっては大事な恋人なんだから」
「無理やり犯せば、後はどうにでもなるのによ」
 とんでもないと言いたげに、徹が首を横に振った。

「でも、写真は撮るんだろう?」
「そりゃもう、隅から隅まで撮っておくよ。本人には知られずに、奈美子のすべてをゲットできるだなんて、マジ最高だ」
 そう答えると、徹はショーツに手を掛けた。こいつも変態だな。泰司は自分の事を棚に上げ、唇をゆがめて笑った。




 徹にとって、今夜は夢が実現する記念の夜だ。奈美子に嫌われることなく、そのヌードを存分に楽しめる。
 写真に撮っておけば、後から何百回でもオナニーのネタに使えるし、友だちにそれを見せて、自慢することだってできる。徹は喜びに体を震わせながら、ショーツを足首から抜き取った。

 奈美子の体は、徹がイメージしていた通りだった。胸の膨らみは、マシュマロのように白く軟らかい。包み込むように触ると、ぷるんとした心地よい弾力が手のひらを押し返してきた。
 堪らないこの感触。大き目の乳輪の中に半ば埋もれている乳首が、ほんのちょっとだけ不満だが、それ以外は完璧だ。

 自分用のデジカメを取り出すと、真上から奈美子の全身を撮った。兄貴のと二台持ってきて良かった。望美よりも奈美子の方が、やや陰毛が濃いようだ。それでも、少し脚を広げさせると、電灯の光の下で少女の淫裂がしっかり透けて見えた。

 少女の股を徐々に大きく広げてゆきながら、フラッシュを焚いて撮影してゆく。鋭いシャッター音が、和室の中に響く。
「ホントに、夢みたいだ・・・」
 夕方、望美の裸を覗き見してから、オナニーで2発抜いているにも関わらず、徹の股間は極限まで硬くなっている。

 半開きの唇が、女体の無防備さを強調している。徹は、しきりに生唾を飲み込みむ。立って撮り、足元の方から片膝をついて撮り、ついには腹ばいになって股ぐらを撮った。尻たぼ全体が左右に引っ張られているため、鈍色の肛門までがはっきりと見えている。

 他人の目に触れたことのない、乙女の秘密の花園。寄り添い合った陰唇の間に、わずかに隙間が出来ている。震える指を伸ばして、その外側の皮膚を左右に引っ張る。スリットが開いて、女陰の中の濃いピンク色が垣間見えた。夢中でシャッターを押す。

 無修正サイトの画像では、何度も見たことのあるアングルだが、奈美子の陰部は、それとは比べ物にならないほど刺激的だ。これが彼女のアソコだと、後から見ても分かるようにしておかなくては。そう気づいて、徹は奈美子の顔を一緒に写すことにした。

 タオルケットを丸めて枕の下に敷き、その上に頭を乗せた。これで首をもたげた感じにできる。再び足元に腹ばいになって、カメラを構えると、ちょうどいい位置に顔が見えた。目を閉じてはいるが、はっきりと奈美子だとわかる。

 愛嬌のある丸顔の両側に、ふくよかなおっぱいが見える。可愛らしいヘソの穴から、その手前のふっくらとした恥丘へと続くなだらかな曲線。羞恥の花園を指で掻き広げ、少女の初々しい媚肉を剥き出しにして、徹はシャッターを続けざまに切った。




 泰司は、奈美子の裸を夢中で撮影し続ける弟を、呆れ顔で見ていた。犯しちまえば、そんな写真は後からいくらでも撮れる。そもそも、嫌われたくないという気持ちが分からない。体の関係さえ出来てしまえば、女は男の言いなりになるというのに。

「そろそろ、こいつの目を覚まさせるか」
 布団の上に転がした望美の裸体を、目を細めて見下ろす。軽く頬を叩いてみた。目覚める様子はない。もう少し力を込めて、往復ビンタをかましてみたが、それでも少女は眠ったままだ。

 女の頬を張ることで、体の奥から凶暴な破壊衝動が突き上げてくる。だが、せっかくの美少女だ。殴って、顔の形を変えてしまうには惜しい。泰司はバッグから、用意して来た気つけ薬を取り出した。浅めの眠りに対しては、これで十分な筈だ。

 縄掛けされた上半身を後ろから抱え起こし、鼻の下に薬を持ってゆく。ツンとした刺激臭が、泰司自身の鼻にも届いた。
「・・・ぅうん・・・」
 苦しげに眉をしかめながら、望美が薄目を開けた。

 目の焦点が定まっていない。二度三度と頬を叩く。夢うつつに見えた両方の瞳が泰司の顔を捉え、大きく見開かれた。
 悲鳴は猿ぐつわのおかげで、くぐもったうめき声にしかならない。必死で手足を動かしても、柔肌に麻縄が食い込むだけだ。

「おい。こいつ、とびっきり可愛いじゃねぇか」
 泰司が感嘆の声を上げた。くっきりとした二重まぶたに、黒目がちのつぶらな瞳。長いまつげを恐怖に震えわせながら、視線を左右に走らせて、自分の身に何が起きているかを探ろうとしている。

 逃げようともがく望美を、太い腕で後ろから抱きすくめた。上下の縄で搾り出されている小さな胸を、両手で揉みしだいてやる。
「ううっ・・・うぐぐっ・・・」
「どうだ。中学生でも、こうされたら感じるだろ」

 望美の乳首は、まだ硬く小さい。布越しにそれを親指と人差し指でつまんで、半ば強引に揉み潰す。望美の体が弓なりに反り返った。
「おい、隣を見てみろ。この男が、誰だかわかるか?」
 奈美子の股間を覗き込んでいる徹を指差して、そう問いかける。

 全裸に剥かれ、女陰を覗き込まれている奈美子の姿に、ショックを受けたのだろう。望美が声をあげて泣き出した。
「どうなんだ。この顔に、見覚えないか?」
 あごを掴んで、無理やり顔をそちらに向けさせる。望美は涙を流しながら、首を左右に振る。

「おい、徹。こいつ、お前のこと、覚えてないってよ」
 奈美子をまんぐり返しの体勢に抱え上げ、肛門と顔を一緒に写そうとしていた徹の顔色が変わった。下肢を掴んでいた手を離して、怒りをあらわにした表情で望美の側にやってきた。

「ふざけんじゃねぇぞ。俺なんか、眼中にないってか? お前、美奈子について、俺ん家に来たろう。もう一人、背の高い女と」
 徹のその言葉に、望美の瞳が驚きに見開かれる。
「そうだ。思い出したか。あの時は、言いたいこと言ってくれたよな。本物のセックスは、こんなんじゃないとか何とか」

 徹の右手が、少女の黒髪を鷲づかみにする。
「だから、こうして教わりに来てやったぞ。お前、経験豊富なんだろ。中学生のくせして、ヤリまくってるんだろうな、この変態女。今日もノーパンで二人乗りして、男を誘ってやがったし」

 激しい狼狽の表情が、望美の顔に浮かんだ。ノーパンで外を歩いてるってのは、どうも本当らしいな。泰司は、ペニスが極限まで硬くなるのを感じた。女子中学生を犯すのは初めてだが、たとえ変態でも、これだけ可愛ければいくらでもヤれる。朝まで犯し続けてやる。

「望美だっけ? お前、露出狂かよ。だったら、パンティ脱がせから縛った方がよかったか。でもまあ、心配すんな。後から何もかも丸出しにしてやるよ。マ○コも、ケツの穴も」
 卑猥な言葉で嬲りつつ、暴れようとする少女の体を組み伏せる。

「あのカバン、こいつのだろう。持ってきて、開けてみろよ」
 枕元に置いてある紺色のショルダーバッグを、あごで指し示す。徹が手を伸ばした。ファスナーを開け、中を覗き込む。

「テニスウェアか。あの中学のテニス部って、普段からパンツ丸見えなんだよな。こんな短いの穿いて、よくやるよ。あ、わかった。お前だけ、ノーパンで練習してんだろ?」
 徹は意地の悪い笑みを浮かべつつ、尚もバッグの中を探り続ける。
「ブラジャーは、割と普通だな。お、何だ、これは」

 取り出されたアンダースコートが、裏返しにされた。
「うん? これって股のところが、なんだかゴワゴワしてないか」
「俺にも見せてみろ。望美、ここはお前のマ○コが当たる場所だろ? 色がついてないから、ションベンとは違うよな」
 差し出された股布を、泰司がこれ見よがしに嗅いでみせる。

「いやらしい匂いだ。こっちももう、グチュグチュじゃねぇのか?」
 厳しく緊縛され、大きく左右に広げられた望美の下肢。その股の中心に、泰司の指先が伸びようとしたその時、電話が鳴った。リビングの方からだ。泰司と徹は、思わず顔を見合わせた。




 時刻は午後11時を回っている。こんな時間に誰からだ? 法事に行っているという親からだろうか。
「ほっとけ、そのうち切れる。俺たちが出る訳にいかねぇだろ」
 しかし、電話のベルはなかなか鳴り止まない。

 30回以上鳴ってようやく切れた。と思ったら、また鳴り出す。
「兄ちゃん、ヤバいよ。誰かに気づかれたんだよ、きっと」
「馬鹿野郎! 間違い電話かも知れないだろ。落ち着けったら」
 ビビるヤツの方が、下手を打ちやすい。それが泰司の信条だ。それに何より、望美とヤらずに逃げる訳にはいかない。

 もしも親からだったとしても、望美を犯して口を塞いでおけば、辻褄は合う。何も知らない奈美子は「気づかなかった。二人ともぐっすり眠っていたのかな」と答えるに違いない。
 望美は俺のモノだ。今夜は、朝までとことん嬲ってやる。腕の中の華奢な体を抱きしめながら、泰司はそう呟いた。

 ベルがやっと鳴り止んだ。しばらく待ってみたが、今度は鳴らない。電話線を抜いておこうかとも思ったが、その時間すら惜しい。
「さぁて、邪魔な電話も切れたし、たっぷりと楽しもうぜ」
 乳房を揉みにじられ、望美が苦悶のうめきを上げる。泰司は自分のバッグを引き寄せると、今度は裁ちバサミを取り出した。

「いいか、こいつは先が尖ってるからな。騒いだりしたら、グサッと突き刺さるぞ。おとなしく言うことをきくんだ、いいな」
 涙でしとどに濡れた頬を、刃の腹で軽く叩いてやる。腕の中で少女の体が、恐怖に強張るのがわかる。

 そのまま肌の上を滑らせて、タンクトップの首周りに刃で切り込みを入れた。その両側を手で持ち、左右に引き裂く。あらわになった胸元から、小ぶりな乳房がポロンと顔を出した。
「うぐっ! ううぅ・・・」
 猿ぐつわの下から、望美の悲痛なうめき声が漏れる。

「可愛いおっぱいだな。これはどうだ、気持ちいいか?」
 色づく前のさくらんぼのような乳首は、本当にまだ硬く小さい。それを親指と人差し指でつまんで、半ば強引に揉み潰してやる。苦痛と羞恥に、望美の体が大きく反り返った。

「そろそろ本物のセックスってのを、教えてもらうか。いいな、徹」
 奈美子の裸を隅々まで撮り終えて満足した様子の徹が、ニタっと笑ってから、ビデオカメラのセットを始める。
「チ○ポがハマってるところも、しっかり撮ってやるからな。後でどれくらい違うか、お前が馬鹿にしたエロ動画と見比べてやるよ」

 徹は歪んだ笑いを片頬に浮かべながら、三脚の位置を決め、モニタ画面を覗き込む。望美の上半身を布団の上に寝かせて、泰司は足元に回った。ショーツの脇布を持ち上げ、ハサミの刃を掛ける。
「これで、オマ○コまでしっかり丸出しだ」

 少女の咽から、ひときわ大きなうめき声が噴き上がった。下腹部を覆う布が弾け、淡い恥毛が顔を覗かせた。必死で脚を閉じようとする望美だが、どうにも身動きが出来ない。泰司がパンティを膝の方によけた。身をかがめて、少女の股間に顔を近づける。

「こいつ、アソコがぴったり閉じてるな。俺がヤったことがある女たちは、こうやって縛ってやると、ぱっくり口を開くヤツばかりだが、ひょっとしてこいつ、男をそれほど知らないのかもな」
 少女の秘芯に向けて、徹のカメラのフラッシュが容赦なく光る。

「おい、カメラの方をちゃんと向くんだよ。おとなしく言うことを聞かないと、このハサミでお前の鼻を・・・わかるよな」
 髪を鷲づかみにした泰司が、ドスを利かせた声を響かせる。望美は、泣き腫らした目をカメラの方に向けた。

「お前のマ○コだって分からないと、オヤジだって金を出しにくいだろうからな。顔と一緒に、中の方まで撮っとこう」
 陰唇の脇に押しつけた指を、左右にぐいっと広げる。望美の女の部分が、その内側まで男たちの目に晒されてしまう。

「うぐぅ・・・ぐっうぐっ・・・」
 一段と大きい泣き声が、望美の咽から噴きあがる。
「思ったより、濡れてないな。きれいなピンク色してやがるし、それほど遊んでないんじゃないか、この女」

 無骨な男の指が、少女の膣壁をじわじわと押し広げる。
「顔はこっちだって言ったろ! マ○コ越しに、カメラをしっかり見るんだよ。言うこと聞けないならブチ殺すぞ、おらぁ!」
 泰司の恫喝の合間に、シャッター音が何度も響き渡る。

「兄ちゃん、俺もう我慢できないよ。先にしちゃってよ、早く」
「おう。ただ、ここまで汁気がないと、ちょっとな」
 乾いた花弁に唇を押しつけ、泰司は舌を割れ目の奥に進める。望美が首を左右に振りながら、くぐもった悲鳴を上げた。

「それとも、クリの方が感じるか?」
 泰司のねっとりとした舌が、肉芽を覆う莢の辺りをねぶり回し始める。小さな尻が、ビクンとわなないた。
「どうやら、クリトリスの味は知ってるみたいだぞ、こいつ」
 苞を剥き上げ、小粒の真珠のような肉芽を剥き出しにする。

 真上から唾液を垂らし、指と舌先で交互にこね回してやる。
「ぅぐう・・・ぅうん・・・ぅあっ・・・」
「そうか、これがいいんだな。ほら、こいつはどうだ」
 尿道口を舐め、陰核にあてがった指を小刻みに震わせる。美少女の花芯が穢されてゆく様を、二台のカメラが克明に記録してゆく。

 望美の様子は、少しだけだが感じているようにも見える。だが、恐怖のためか、少女の胎内から愛液が滲み出してくることはない。焦れた泰司は、バッグからローションを取り出した。蓋を開け、とろみのある液体を肉ひだにたっぷりと塗りつける。

 ズボンを脱ぎ、ブリーフを下ろす。股間の怒張は、赤黒くそそり立っている。もう我慢の限界だ。
 ルルン、ルルン ── その時、襖の向こうで電話が鳴った。
「ちぇっ、またか。一番いいとこなのによ」
 ベルに助けを求めるかのように、望美のうめき声が高まる。

「おい、静かにしろ。いいか、本気でグサっといくからな」
 刃の腹で頬を軽く撫ぜた。嗚咽を無理やり呑みこむようにして、望美がうな垂れる。その頬は、屈辱の涙でドロドロに濡れている。
 少し考えてから、襖を細く開けてみた。顔だけ覗かせてリビングの様子を伺う。電話機を衝動的に叩き壊したくなる。

「兄ちゃん、大丈夫かな。やっぱヤバくねぇ、これ?」
 ホントに臆病な奴だ。電話ぐらいで、ビビるんじゃねぇぞ。
「いいから、黙ってろ。こんなもん、すぐに止まる」
 低い声で弟を恫喝した。言葉どおり、電話はやがて鳴り止んだ。

 同じヤツからだとしたら、都合三度目だ。多分、これで諦めたろう。泰司は襖を閉じて、望美の方を振り向いた。もう、誰にも邪魔させない。反り返った肉茎から、先走りの汁が滲み出している。泰司はどす黒い興奮を胸に、無防備な少女の股ぐらに近づいた。




 縛られて陰部を剥き出しにされた望美は、まさに落花狼藉の危機。春木とシンは、彼女を救えるのか? 「風を待つ渚(8)」が書き上がりました。引き続き、お楽しみください。




このストーリーはフィクションです。登場人物・団体等はすべて架空のものです。