官能小説 家庭内盗撮の妄想

官能小説

 

見知らぬ妻(3)

― 最愛の妻を淫語で犯す ―



 クリトリスを自分の指でこね回しながら、妻は一心にフェラチオにふける。窓から差し込む薄明かりの中、白くまろやかな輪郭が、自分の淫らさを見せつけるように妖しくうごめく。冬の朝が明けるのは遅く、日の出まではもう少し時間がかかるようだ。

「んぅん・・・んぐぅ・・・」
 斜め上から妻の股間に目をやると、時おり指が女の窪みに吸い込まれてゆくのがわかる。それに同期して、くぐもったうめき声が漏れ、私の陰毛に妻の荒い鼻息が吹きかかる。

 先程はあっさり不倫を否定した妻だが、いつもとあまりに違う行動が、その言葉を裏切っている。眠っている私に愛撫を仕掛けて来たことなど、結婚前も含めて一度もない。性に対して、やや淡白でオーソドックス。私が知っている妻は、そんな女だ。

 赤みを帯びた女陰と、ほぐれかけた肛門。どう見ても真新しい性行為の痕跡だ。私に気づかれる筈がないと、妻は高をくくっているのだろうか。熟女の貪欲な性は、不倫相手だけでは満足できず、夫を食いに来たということなのか。

「んぅあ・・・んふぅん・・・」
 肉竿を口いっぱいに含み、朱唇を前後に律動させながら、妻が私を見上げる。コンタクトを外しているためか、焦点が定まっていないその瞳。健気で一途で、どこか危なげに見える。

 積極的な性技に疑惑を深めつつ、私は心の奥で歓びも感じている。淫らに振る舞う妻を望んでいた。妻の方から、私を求めて欲しかった。今こうして少しだけ水を与えられてみると、永かった心の渇きがよりくっきりと意識される。

 のどの奥でふやける程に舐め回した肉棒を、妻がゆっくりと吐き出す。唾液まみれの表面を、付け根に向かって這ってゆく舌。妻の愛らしい唇が、今度は玉袋を含んでくれる。肉竿は手を添えるまでもなく、天井に向けてそそり立っている。

「・・・どう?」
 潤んだ黒い瞳が、意味深な光をたたえて、私の目を見つめる。
「ああ、いいよ・・・ぅうっ」
 むず痒いような、痛いような、その部分が蕩け出すような。

 垂れ下がった両方のキ○タマを、妻は下から優しく舐め上げて唾をまぶす。抜けた陰毛が口の中に入ったのか、つと顔を伏せて異物を指で取り除く仕草をした。しかし、それでも嫌な顔もせず、健気に唇を会陰部に近づけてくる。

 私の体を汚いと感じていたら、とても出来ないだろう愛撫を、妻はしてくれている。舌はさらに、ゆるゆるとその奥に進んでゆき、肛門のひだにたどり着く。シャワーを浴びてすぐに眠ったので、汚くはないはずだが、胸がどうしようもなく高鳴ってしまう。

 股の真下にもぐり込んだ体勢で、唇と舌が肛門を舐めて来る。
「・・・ぅん・・・んあっ」
 妻の指は、尚も敏感な突起を慰めているようだ。熱く漏れる吐息から、そのことが感じ取れる。

 ためらいのない舌の動き。生理的な快感だけでなく、精神的な歓びも深い。普通なら汚いと感じるはずの人体の部位。それを自身の意思で舐めてくれている。だが、それが私以外の男にも向けられているかと思うと、胸が潰れそうになる。

 こんな技巧を、一体どこで覚えたんだ。男の性感帯をわきまえた手際は、女性週刊誌からなどという嘘を許さない。教えたのが一人か複数の男かまではわからないが、それぞれが自分のモノを舐めさせながら、じっくり仕込んだものに違いない。

 その中の一人と、妻はまだ続いているのだろうか。私が出張で出かけている間に、そいつに呼び出されて抱かれたのか。いま目の前で私にしているように、不倫相手に全裸で奉仕し続けるイメージが、じわじわと妻への信頼を蝕んでゆく。

 いつの間にか、妻の舌が玉袋から竿を舐め上げ、再び亀頭にまとわりついている。腹の底から湧き上がる残酷な衝動、それに突き動かされるように、私は妻の後ろ頭を両手でつかむ。浅く咥えてさせていた肉茎を、そのまま根元まで押し込む。

「うっ・・・ううんぅ・・・」
 苦しげに歪んだその表情と、こらえ切れないうめき声の生々しさが、サディスティックな快感を増幅させる。妻の不貞を疑う冷たい心のしこりが、手のひらに力を込めさせる。

「ぅぐう・・・んぐぅ・・・」
「ほら、奥の奥まで呑み込むんだ。頬をもっとすぼめて」
 私も、その男たちと同じように、自分好みの口唇愛撫を妻にしつけたい。この女は俺のものだ。誰にも渡さない。

 妻のすべてを受け入れたい。伴侶として、母として、家庭を守ってくれる大切な人を愛したい。慎ましさと気丈さを併せ持った普段の姿と、娼婦のように淫らな閨房での姿。心と体、過去と現在、そこに何があろうとも、しっかりと受け止められる自分でいたい。

 そして、私を受け入れて欲しい。私の想いと、私の愛し方を受け入れて欲しい。羞恥に悶え、屈辱に震える女の裸に愛しさを覚える。そんな私の性的嗜好を受け入れて欲しい。紳士を装うための仮面、その下に隠した淫獣の素顔を愛して欲しい。

 水たまりが澄んだ空に憧れるように、決して届かぬ想いなのかも知れない。男の身勝手を、押しつけようとしているだけかも知れない。それでも、私は他の誰でもなく、妻を晒し者にして辱めたいのだ。それこそが、私の愛の形なのだから。




 ベッドの上に仁王立ちした体勢のまま、足元で正座していた妻の手をぐいと上に引っ張る。立ち上がった妻を強く抱き締め、その唇に荒々しく自分の唇を押しつける。薄目を開けて窺うと、妻はうっとりとした表情で、私の舌の動きに応えてくれている。

「うふぅ・・・んぁ・・・」
 妻が私の股間に手を伸ばして来た。目を閉じて濃厚なキスを続けながら、片手で竿を握り、ゆっくりと上下にしごく。もう一つの手が両方の袋を、交互に優しく揉んでくれる。

 何て、切なげな表情をするのだろう。不倫相手にも、こんな官能に溶けた顔を見せたのか。男のチ○ポを、自分から喜んで握り締めたのか。その姿を想像すると、腹の底から新しい怒りが噴き上がり、妻をもっといたぶってやりたくなる。

 だが、怒りとは別に、他の男に抱かれて来たかも知れない妻に対して、激しく興奮している自分がいる。妻は、どんな恥かしい格好をさせられたのか。どんな濃密な愛撫を受けたのか。どんな顔をして、どんな声で悦びを極めたのか。

 脳裏に浮かんだまぐわいの様子が、私の行動をますます猛々しいものにしてゆく。左手を後ろ頭に添えて顔を固定しておき、右手の指を二本、股間の蜜壷に沈ませる。熱く溶けた妻の体内は、ねっとりとした淫汁をふんだんに湛えている。

 蕩けそうに柔らかい唇。その感触を味わいながら、根元まで埋めた指を互い違いに動かす。私の歯の裏側をなぞっていた妻の舌が震え始め、くぐもったうめき声がのど元からこぼれる。
「ぅぐっ・・・んあぁう・・・ぁぐっ・・・」

 深みをえぐる指の動きはそのままに、同時に親指をクリトリスに当てがって、小刻みに振動させてやる。下半身がぐらつきそうになるのを、尻を抱いてぐっと支える。
「んぁあっ・・・すごいぃ・・・いいっ・・・」

 この裸体をかつて抱いたであろう男、そして、今も抱き続けているかも知れない男への嫉妬が、尖ったキリのように心を突き刺す。妻は、そいつを愛しているのか。その男とのセックスは、私とするのより、余程いいのだろうか。

 不倫が事実だとわかったら、私は何をしでかすかわからない。認めたくないという気持ちから、脱衣籠のスカートと下着は、他の女性からの預り物ではないのかと、何とかして思い込もうとする。しかし、その説明にはどう考えても無理がある。

 激しく揺れる想い。だが、頭の別の部分には、妻との関係を劇的に変えられるのではないかという打算がある。彼女の実家からの援助で買った家に住んでいる上に、自分が愛しているほどには愛されていないという感覚が、ずっと私を弱気にさせていた。

 セックスは、夫婦にとって生活の一部だ。日常・非日常という区分で言えば、非日常に属するものだと思うが、そこだけ切り離して、獣のように交わるというようにはいかない。ベッドの中にも、普段の力関係や負い目が、どうしても影響する。

 私は、妻との性生活を自分の望む形に変えたいのだ。もしも拒まれたとしても、例のTバックショーツとミニスカートを示して、妻の不貞を追及すればいい。それが私の誤解であったところで、少なくともサディステックな行動をとった言い訳にはなる。

 これまで私は、慎重に妻の反応を窺いながら、露出と被虐の悦楽に目覚めさせようとして来た。だが、高岡夫妻の姿に触れて、夫婦関係を壊すリスクを負ってでも、思い切った行動をとる必要を感じ始めた。その意味でも、今朝は願ってもない好機なのだ。




「あぁん・・・わたし、もう・・・」
 おとがいを突き出し、そう呟く唇の端から糸を引く透明な唾液。
「どうして欲しい?」
 牝穴を執拗にこね回す指が、クチュクチュと淫らな音を奏でる。

「・・・いれて・・・入れて欲しいの・・・」
「わかった。じゃ、こっちを向いて、尻を突き出して」
 サッシ窓に両手をつかせて、裸の尻を手前に向けさせる。結露している部分があるとは言え、ガラスの大半は透明なままだ。

 まろみを帯びた両の乳房も、股間を薄く覆う陰毛も、自然のままにしている腋毛も、ガラス越しながら外から丸見えだ。妻は一度は窓の外へ視線を向けたが、すぐ恥かしげにうつむいた。だが、姿勢を変える素振りは見せない。

 肉棒をぶち込んで欲しくて、私の指示に従っているのか。それとも、見られるかも知れないというスリルが、女の官能を痺れさせるのか。先端を陰唇のあわいに擦りつけてやると、妻はさらに尻を後ろに出して、進んで私を受け入れようとする。

 道を隔てた向こう側に建った二つのマンション。その壁面に、ずらりと並ぶベランダ。住人の誰かがひょいと顔を出して、私たちの恥知らずな姿を見るかも知れない。その危うい予感が、チリチリと背中を焦がす。距離にして、ほんの20メートルちょっとだ。

 ペニスの根元を持ち、口を開けた淫裂に擦りつけて、亀頭全体に愛液をまぶす。先端を肉芽に当て、バイブさながらに小刻みな振動を加えてやる。苦痛に耐えるかのように、押し殺した嬌声。間合いを計って、一気に奥まで突き入れる。

「どうだ、気持ちいいか?」
「あっ・・・ああぁ・・・んうぅ・・・」
 蜜壷を深くえぐるたびに、あられもないよがり声がこぼれる。
「・・・いい・・・すごく気持ちいぃ・・・」

 子どもの前では決して見せない、と言うよりも、私に対してさえ見せたことのなかった、牝の素顔。男根を突き立ててくれと自ら望み、腰を淫靡にくねらせる。普段の慎ましやかな彼女とはあまりに違うその姿が、私の責めを加速させる。




 小気味よい弾力を保った、妻の尻肉。肉杭を打ち込むたびに、ぷるるんと震える両方の山のあわいに、ほぐれ気味の菊の花びらが見える。両方の親指で尻を左右に割り開き、鈍色の花弁を見つめながら、浅く深くストロークを繰り返す。

 亀頭が半分ほど露出した状態から、腰を勢いよく突き出して尻にぶつける。根元まで埋め込んで、円を描くように腰を動かし、蜜壷の奥を存分に掻き回す。
「・・・ぅふう・・・んはぁ・・・あっ・・・ぁあうっ・・・」

 前から見ると、揺れる乳房や股間の翳りよりも、切なげなその表情が、犯されていることを雄弁に語っているはずだ。
「でっかい声出して、そんなにいいのか?」
「・・・あぁん・・・もっと、強くぅ・・・」

 愛しさと嗜虐欲、二つがらせん状にもつれ合いつつ、興奮の極みへと私を導いてゆく。手を伸ばし、両方の乳房をつかんで上体を起こしてやる。そのまま、妻の体の前面をガラスに押しつける。
「あっ・・・いやぁ・・・もうっ・・・」

 肩に掛かった髪を持ち上げ、白いうなじを丹念に舐める。真下から怒張を妻の股間に捻じり込む。イメージしている以上に、空が明るくなってゆくのが速く感じられる。
「ほら、気持ちいいか。こんな風にされるのが好きなんだろ?」

 透明なガラスに押しつけられ、ひしゃげる妻のおっぱい。肉棒の律動に応えて、貪欲にうごめく人妻の腰つき。
「本当は・・・こんな姿を、見られたいんだろ?」
 耳元に口を寄せて、誘うように囁きかける。

「あぅっ・・・ああっ・・・」
「すっごくきれいだよ。ほら、ここをもっと広げてみようか」
 腰の外側から茂みに伸ばした両手の指が、怒張が突き立ったままの陰唇を両側にめくり広げる。

 仮に露出を拒否されても、釈明できる材料を持っているという安心感からか、私は自分でも驚くほど大胆になっている。
「・・・いやぁ・・・こんなのはいやっ!」
 股間を隠そうとする妻の手に構わず、クリトリスの皮を剥く。

「後ろからぶち込まれてるのが、外から丸わかりだよ。乳首をビンビンに立てて、腰をこんなに揺すって、すっげぇいやらしい」
「んああぅ・・・ああぅ・・・」
「嬉しくて仕方ないんだな。こんなにびっしょり濡らして」

 サッシ窓との間でサンドイッチにされながら、裸で犯される姿を晒す妻。嗅ぎ慣れた甘い体臭に混じって、打ち振られる緑の黒髪から、ほのかにシャンプーの残り香が立ち昇る。確信はないが、浴室にある家族共用のものとは、別の香りのように感じる。

 妻は、ホテルでの情事のあと、髪を洗って乾かしたに違いない。冬の乾燥した空気の中で、心持ちしっとりしているように感じるのは、洗ってからそれほど時間が経っていないのか。ついさっきまで、その男に抱かれていたのかも知れない。

 羞恥を忘れたいという思いからか、目をきつく閉じている妻。
「おっ! ベランダから高校生がこっち見てる」
 女体が棒のように固まる。胸と羞恥の源泉を両手で覆い、私の腕から逃れようとするが、手首を握ってそれを許さない。

「ああっ・・・いや! 怖い!」
 ヴァギナが、後ろからぶち込まれたモノをきゅっと締めつける。
「嘘だよ。こんな朝早く、誰も見てるもんか」
 再び唇を耳元に近づけ、安心させるようにゆっくりと囁く。

「でも、人に裸を見られると思うと、感じるんだろ?」
 妻は、泣きながら首を横に振る。髪の香りが、鼻腔を突く。
「ホントかなぁ。ここは、いつもよりずっと締まってるけどね」
 抱き締める腕を少し緩めて、局部から肉竿を抜いてやる。




 ベットにぐったりと崩れ落ちた妻は、体を丸めて肩で息をしている。ベッド脇のキャスターの引き出しから、いつも使うローター、バイブレーター、スキンを取り出し、シーツの上に置く。
「うつ伏せになってごらん。こっちに足を向けてでいいから」

 羞恥で紅に染まった妻の頬を、涙が幾筋も伝っている。だが、この程度で許してやるものか。心の底で強く望みながらも、軽蔑されるのが怖くて、明かせなかった私の嗜好。それを解き放ち、妻との関係をまったく新しいものに作り変えるのだ。

 脚を左右に大きく広げさせる。肉色の縦筋から、あふれ掛けている粘っこい淫汁。それに蓋をするように、バイブレーターを挿し入れた。肉洞を掻き分けて、奥まで入ってゆく大人のオモチャ。スイッチを入れ、振動を弱から徐々に強めてゆく。

 最初は控えめだった腰の動きが、首振り運動のスイッチを入れると、愉悦を貪ろうとする激しい腰遣いへと変ってゆく。私は、淫具を操りながら、窓ガラスに目をやる。妻の汗が、うっすらとガラスの表面に付着して、人の形になっている。

「ほら、あそこに、お前のいやらしい汁がべったりついてる」
 あごの下に手を差し込み、顔をぐいと持ち上げる。目を細めて、窓を見やる妻。茂みが当たっていた辺りが、白濁した粘液で汚れている。妻は、恥かしげに目を逸らした。

 バイブからいったん手を放し、後ろから妻の体に覆いかぶさる。
「見られたがりの、ど・スケベぇ女」
 わざとゆっくり、一語ずつ区切るように耳元で囁く。
「ああぁ・・・違う・・・そんなんじゃないの」

 泣き声交じりに訴える妻をそのままに、私は素早くドアの近くに歩み寄る。そこには簡易的な洋服掛けが置いてあり、掛けてあるネクタイの中から、古くなってもう締めないものを数本選んで手にすると、ベッドの妻の側に戻った。

 うつ伏せで脚を大きく広げ、挿し込まれたバイブレーターを濡れた媚肉で食い締めつつ、妻は振動部のうねりに合わせて、しきりに腰をひくつかせている。
「こんなにケツ振って、ホントにバイブが好きだよなぁ」

 尻肉を左右一度ずつ叩いてやる。ビクンと上半身まで、ケイレンに似たおののきが走り、その後でクリトリス用のバイブの突起を求めて、再び腰がうごめく。私が淫具に手を伸ばして動かし始めると、妻のよがり声が高くなる。

「ほら、尻を上げて、奥までもっとよく見せてごらん」
 頭を窓側に向けているため、陰部は直接には外から見えない。恥かしい中にも、多少の安心感があるのか、バイブを抜き挿ししながら持ち上げる動きに合わせて、徐々にひざ立ちになってゆく。

 両肩をシーツにつけた姿勢で、高々と突き上げられた裸の尻。女らしいまろみに満ちた二つの膨らみの間で、収縮と弛緩を繰り返す妻のアヌス。そして、すぐ下にバイブレーターを呑み込んで、汁を垂れ流している女陰が見える。

 私は、一本のネクタイを取り、首振りを続けるバイブのパール部分に巻きつけた。そして、そのまま女の腰の外側を通して、ちょうど茂みの辺りで堅結びにする。これで私が手を放しても、固定されたオモチャは肉洞を刺激し続ける。

 両手が自由になった私は、鈍色の排泄器官に狙いを定める。ヴァギナと同時にここを嬲られると感じるのは、さっき検証済みだ。締まりがやや緩い感じの今朝の肛門。口の中に溜めた唾液を、真上からその穴の中心に垂らしてやる。

「ここがいいんだろ。さっきずいぶん感じてたものな」
 尻肉が左右に恥かしげもなく割れ、色素の濃い谷間が見えている。最初は舌で、次に指でなぞると、すぼまっていたひだが開いて、唾が漏斗の奥に呑み込まれてゆく。

「あぁん・・・そこは、だめぇ」
 声ににじんだ媚びからして、本当に嫌がってはいない。痛くしないように気をつけつつ、ゆるゆると奥を目指す。前門から垂れ落ちそうになっている粘液を、逆の手でその指にまぶしてゆく。

 妻は、明らかに尻穴の快感を知っているらしい。だが、それを教えたのは私ではない。私が素直な欲求を口に出せずにいる間に、奥までえぐられる快感を教え込んだ男がいる。悔しさが、胸の中で溶岩のように煮え立って来る。

 妻の裏切りを心の中でなじる一方で、私の股間はいよいよいきり立って来た。妻がいかに恥知らずな淫女かを、見知らぬ男どもに見せつけ、めちゃめちゃに犯させたい。願望が一つ実現すると、その陰に隠れていた私自身の変態性欲が露わになる。

「・・・あっ、ああっ・・・」
 細かく振動する突起が肉芽を嬲り、くねりと震えの入り交じった刺激が、膣のひだを襲う。そして、バイブレーターの動きに応えるように、肛門の内壁を私の指がなぞる。

 括約筋の締めつけと尻の動きを、指と目で楽しむ。妻は頬をシーツに押し当てて、つんのめった姿勢で体をヒクつかせている。肛門から指を抜き、頬に垂れ掛かった髪をかき上げると、押し寄せる快楽に身を任せた人妻の横顔が露わになる。

 この女は俺のものだ。理恵さんの痴態に心ときめいた自分自身を棚に上げて、そう思うのは確かに身勝手かも知れない。しかし、憎しみを超える重さの愛、嫉妬につりあうだけの情欲は、最愛の妻である美子に対してしか抱けない。

 前方に投げ出された二本の腕。その右手を握って、ひざの外から同じ側の足首にさりげなく近づける。汗ばんだ妻の手のひらが、私の手を握り締めて来る。その温もりと肌の感触が、現実感を呼び覚ます。だが、もう立ち止まれない。

 手首と足首を重ねておいて、素早く逆の手に持ったネクタイを巻きつけた。一周回して堅結び、さらにもう一周させて結わえる。
「ああっ・・・何を!」
 腰を浮かせて逃れようとする妻だが、縛られた手が邪魔をする。

「ほら、大丈夫だから、おとなしくして」
 間を置かず脚をつかみ、体を仰向けにひっくり返しざま、左の手首と足首もネクタイで拘束してしまう。妻がうろたえている間に、一番の難所を越せた。これで、安心して妻を露出調教できる。

「ぃやぁ・・・縛るなんて。あなた、やめて!」
 声が震えている。本気で怯えているのがわかる。そうだ、この表情が見たかったのだ。今日は子どもを預けてあるし、強制露出の快感を教えるための時間は、たっぷりとある。

「こうしたら、素直になれるだろ。さ、窓の方に向けようか」
 裸体を持ち上げ気味にして、180度回転させる。妻は激しく拒んだが、どうなるものでもない。ばっくりと割れた淫裂に深々と挿し込まれ、首を振り続ける玩具が何とも淫らがましい。

「お願い! このままじゃ・・・ホントに人に見られちゃう」
 腰のネクタイをほどき、バイブを抜いてやる。
「いいじゃないか、みんなに見てもらえば」
 指で女の割れ目を掻き広げながら、笑いを含んだ声で呟く。

「あなた、許して! お願いだから・・・ぅうっ」
 こみ上げる鳴咽。妻の泣き顔が、私はいとおしくてたまらない。
「すごく綺麗だよ。尻の穴までしっかり見てもらおうね」
 窓の外はいよいよ白み始め、夜明けが近いことを告げている。




 ついに暴走を始めた、私の露出調教願望。晒される妻の股ぐら。この続きは、「見知らぬ妻(4)」でお楽しみください。  




このストーリーはフィクションです。 のぞき、盗撮は犯罪です。絶対に真似をしないでください。