官能小説 家庭内盗撮の妄想

官能小説

 

見知らぬ妻(6)

― ベランダで緊縛アクメ ―



 上半身は、素肌に白いトレーナー。下半身はショーツひとつ穿かずに、尻は丸出し。前だけを陰部ぎりぎりまで捲り上げたエプロンが覆っている。洗濯物を干しているでなく、ただ生脚を左右に開いて立ち尽くす妻の姿は、傍目には何をしているように見えるだろうか。

 両足首を物干し竿に括りつけられているため、体のバランスを取るのも難しそうだ。手が自由ならば何でもないのだろうが、それも体の後ろできっちりと縛られ、手すりを掴むこともできない。その危なげな姿が、私にはいとおしくてたまらない。

 こんな恥ずかしい思いを、どうかさせないで ── 妻の瞳から大粒の涙があふれ、恥辱に蒼ざめた頬を伝い落ちる。ほぼ真正面から射してくる冬の朝陽が、そのしずくを金色に染め上げる。

「綺麗だよ。俺は、お前をずっとこうやって愛したいと思ってた」
 頬に唇を寄せ、悲しみの航跡を舌で確かめた。その塩辛さが、これが間違いなく現実だと教えてくれる。興奮と深い充足感。そのまま、唇を重ねようとするが、妻は首を振ってもがいた。

「このままで一度、気をやってみろよ。すべては、それからだ」
 裸の腰に手を回すと、妻の体は小刻みに震えていた。前垂れの裏に這わせた指に、薄い陰毛のしゃりしゃりとした感触が伝わってくる。ふっくらと盛り上がった恥丘を、慈しむように撫でさする。

「早く済ませて中に入りたいんなら、言うとおりにした方がいい」
 こんな状態で、普通の女性がオーガズムを味わえるとは思えない。下の道を行き交う人たちに、この破廉恥な姿をいつ気づかれるか、それが心配で、快楽に酔うどころではない筈だ。

 だが、妻の昨夜から今朝にかけての反応、そして過去の営みからすれば、他人に裸を見られ兼ねない状況が、性感を増幅させているのは、まず間違いない。羞恥も恐怖も本当の感情だろうが、心の深いところでそれを望んでいるように見える。

「ほら、こうすると、アソコが奥まで開くだろ?」
 肩から首筋に舌を這わせつつ、尻の側から股間をまさぐる。探り当てた大陰唇に指を押しつけ、左右にゆっくりと広げてゆく。
「あぁん・・・いやっ!」

 遊歩道を見下ろせば、真下には犬を連れた中年男性。まさに通り過ぎようとしているその男が、何かの拍子に上を見たら、太ももの奥に咲く媚肉の色まで丸見えだ。
「あの人を呼んでみようか。この恥知らずな姿を見てもらうために」

「うぅっ・・・もういじめないで・・・お願い・・・」
 声に嗚咽が混じる。震えながら涙を流し続ける妻の姿。
「すごい濡れようだな。嫌らしい汁の音が、下の道まで聞こえそうだ」
 女壷に二本の指を突き立て、浅く深く肉ひだを掻き回す。

「いやっ・・・ああっ、許して! お願いです・・・」
 うわごとのように、妻は同じ言葉を繰り返す。たまらない表情をしてやがる。股間の昂ぶりが、パジャマのズボンを突き上げてくる。
「とにかく一度、気をやれったら。そのうち、マジで気づかれるぞ」

「部屋の中でなら、何でも言う事を聞きます。だから・・・」
 妻の淫性を、根こそぎ引きずり出してやる。心と体、その総てを本当の意味で自分のものにするための、これは重要な儀式だ。
「いいや、許さない。指だけじゃ物足りないんだな。ちょっと待ってろ」




 そう言い置くと、サッシ戸を通ってリビングに入った。室内は暖房がよく効いていて、別世界に感じられる。部屋の中央で後ろを振り返ると、妻が上半身を捻って、じっとこちらを見つめていた。すがるようなそのまなざしに、胸が高鳴る。

 ひざを伸ばして、左右に踏ん張った二本の脚。本人は、ももが少し太めだと気にしているが、腰に掛けての悩ましい曲線は、男を獣性を掻き立てずにはおかない。三角形の二辺が支える白くまろやかな尻は、年に似合わずきゅっと上を向いている。

 アヌスは尻たぼの奥に隠れているが、濃い色の女性器がはっきりと覗けた。薄い草むらの中で左右の唇が外を向き、ばっくりと口を開いているのがよくわかる。前垂れの布は、後ろからではほとんど見えない。本当にギリギリのマイクロミニ状態だ。

 妻の陰部を、他の男に覗かせる。その鬼畜な願望を、現実にしたくてたまらない。今しも下の遊歩道には人だかりが出来て、男どもが丸出しの股ぐらを視姦しているのではないか。その様子を想像するだけで、思わず果ててしてしまいそうになる。

 やっとの思いで視線を外し、バイブを取りに自分の部屋に向かった。パーカーを羽織り、ポケットには、ローター、スキン、古ネクタイ、そしてデジカメを突っ込む。もう一度キッチンの引き出しを順に開け、水道管用のビニールテープを探し出し、それもポケットに入れた。

 ふと見ると、ベランダの縁から少しでも離れようとしてか、妻がよちよち歩きで後ろに下がろうとしている。思うように足が運べないまま、体が後ろのガラス戸の方向に倒れた。
「やだっ・・・あぁっ!」
 途端に腰がガクンと落ちて、その場にペタンと尻もちをつく。

 ガラスで頭を打ったか? 思わずサッシに駆け寄る。どうやら大丈夫らしい。背中を押しつけながら、滑り落ちたのだろう。
「いやぁ・・・どうして!? あなた、助けてっ!」
 薄く開けたガラス戸の隙間から、切迫した声が聞こえて来た。

 前垂れがめくれて、股間は完全に剥き出しになっている。斜め後ろからでも、土手の盛り上がりと漆黒の翳りがはっきりと見えた。手は後ろに縛られて自由が利かない。アルミ棒にしっかりと括りつけられた足首が邪魔をして、思うようにひざを閉じれずにいる。

 マンションの4階。視線を遮る物のないベランダで、人妻が熟れた下半身を晒している。覗きマニア・盗撮マニアには、願ってもない眺めだろう。しかも、角度によっては股の奥まではっきり見える。妻はパニックを起こし、括られた手足を自由にしようと、懸命にもがき始めた。

 脚を閉じようとする体の動きが、物干し竿を前へと押しやる。頭がサッシ戸の下枠付近まで下がり、体はほとんど仰向けだ。
 それでも脚を動かそうとすれば、手すりと床の間にあるアクリル板に物干し竿が当たり、思いのほか大きな音を立てる。妻は、股間を隠そうとする動作さえ、半ば封じられてしまっていた。

 女が、最も女である部分。その羞恥の源泉を丸出しにして、愛する妻が寝そべっている。一刻も早く、助けなければ。理性の警鐘に応えようと思う一方で、道行く男どもに、妻のすべてを見てつけてやりたいという、狂気の衝動が増幅してゆく。

 声を殺し、涙を流し続けるその表情は、この上ない美しさを宿していた。ガラス越しに見下ろす私を、哀しげなまなざしで見上げる妻。ポケットからデジカメを取り出して、シャッターを切る。二度、三度。このフラッシュが、あるいは人目を惹きつけるかも知れない。

 のどはカラカラ、足は床に貼りついたように動かない。もっと淫裂の奥まで晒したい。妻がどんなに濃い汁を垂れ流すか、その証拠を皆に見せたい。一方で、危ないよ、隠さなくちゃと呟いている自分がいる。私は無理やり体を動かし、ベランダと逆方向に急いだ。

 風呂場に入り、蛇腹状に折り畳まれて置いてある風呂のフタと、プラスチックの洗面器を手に取る。妻を晒し者にしたい ── わざと時間を掛けたくなる気持ちに鞭を入れ、リビングを通って和室へ。今は使ってない古い毛布を、押入れの奥から引っ張り出して来る。




 手間取ったようにも思ったが、妻が尻もちを突いてから、2分と経っていない。再びサッシ戸を開けて外に出る。
「大丈夫か? 頭とか、何ともないか?」
 大した怪我がないのは、倒れた時の様子からわかっている。片ひざをつき、体を調べた。手の甲にかすり傷がある程度だ。

 妻は、後ろ手に縛られた上半身をくねらせ、哀願を繰り返す。
「あなた、助けて!・・・お願い・・・見られちゃう!」
 切迫した囁き。私は、持って来た風呂のフタを延ばして、手すりの下に立てかけた。これで一応、外からの視線を遮ることが出来る。

 下の道には、今は誰もいない。川向こうの公園や建物、左右の橋の上を行き交う車や人に視線を巡らせる。人だかりが出来て、こちらを見ている等ということはない。よかった。
 ほっとする一方で、少し物足りなくも感じる。だが、ついたてを作る前に誰かに見られたことは、十分に考えられる。

 視線を妻に戻して、その体の下に古い毛布を押し込んだ。
「部屋に入らせて・・・お願いだから・・・何でも、何でもしますから」
「駄目だって言ってるだろう。ここで一回、気をやるまではな」
 私は、頑として譲らない。

 三脚に載ったビデオカメラを手元に引き寄せ、それを妻の体の向こう側にセットした。ファインダーを覗き、全身が写るようにレンズの向きとズームを調整してから、録画ボタンを押す。これでベランダで妻が晒す狂態、その一部始終が記録できる。

「自分から尻をついて、ここを見せるなんて、お前も大胆だな」
「違うわ! そんなんじゃ・・・ほどいてください・・・ほどいてぇ!」
 足首を固定された状態で、何とかして脚を閉じようとあがく妻。しかし、股間そのものは無防備だ。女壷をいくらでも掻き回せる。

「ホントは嬉しいんだろ? 正直に言ってみろよ、ほら」
 先ほどまでと比べ物にならないほど、花蜜があふれ返っている。奥まで指を入れてこねまわすと、くちゃくちゃと淫らな音がする。
「脚を広げるんだ。わからないのか、ひざを閉じるなったら!」

「あなた、お願い。もうやめて・・・そんな格好、絶対にいや!」
 恐怖に顔を歪めながら、妻は必死で拒む。いいだろう、無理やりにでもこじ開けてやる。先ほど妻を縛るのに使ったネクタイを二本、ポケットから取り出して、ぐいとしごいた。




 初冬の朝。吐く息が白いという程ではないが、気温はまだ低い。手すりの向こうに見えるのは、いつも通りの休日の風景だ。川向こうの河岸公園を行き交う人たちも、両側の橋を渡る自動車も、何も変わりはない。ただ、この場に横たわる妻の姿だけが非日常だ。

 女体の横に腰を下ろし、バイブを取り出してスイッチを入れた。低い振動音とともに、亀頭部分がくねくねと動き出す。腰を捻って、逃げようともがく妻の下半身。構わず、股ぐらの中心にあてがう。
「うぅ・・・いや! お願い、止めて。そんな事されたら・・・」

 蜜壷に竿の部分を押し込む。舌の振動もオンにして、陰核に押しつけてやる。妻の狂乱は激しさを増す。奥まで突っ込んでおいて、片方のひざにネクタイを巻きつけ、ぐいと外側に引っ張った。
 急所を刺激され、脚の力が入らないのだろう。その隙に物干し竿に、ネクタイのもう片方の端を括りつける。

「いいんだろ? だから、もっと脚の力を抜けって」
 妻の体をまたいで逆側に行き、左のひざも同じように固定した。その間にも、深く突き立ったバイブレーターが妻の牝壷をえぐり続けている。再び体をまたぎ、外れそうになっていたバイブに手に添える。

 ダンスをやめてしばらく経った今も、妻の股関節は十分に柔らかい。両足首をポールに結わえ付けられ、ひざを左右に引っ張られている。真上から見ると、かなりのがに股状態だ。太ももの内側には、腱がくっきりと浮き出し、陰唇は見事に開き切っている。

「家の中でするより、ここもずっと大きくなってるじゃないか」
 指で剥き上げる必要がないほど、妻の隠核は勃起していた。ねっとりとした蜜を指ですくい、充血した肉芽に何度も擦りつける。
「あうぅ・・・いやぁ・・・許して、あなた・・・」

 バイブを膣に突き立て、クリトリスを指先でいじってやる。
「ほら、イッてみろよ。外で気をやる顔を、俺に見せてみろ」
 桜色に上気してきた頬を左右に振り、快感を押し殺そうとする妻。
「ついたてを、どけてやろうか。俺はホントにやるぞ。いいのか?」

「ああっ・・・お願い、それだけは。ここに住めなくなっちゃう」
 必死に堪えても、つい大きくなってしまうあえぎ声。上下のベランダに人がいたら、間違いなく気づかれる。だが、それでもいい。夫婦が愛し合う姿を隠す必要など、どこにもない。

「だったら、早くイっちゃえよ。それとも、まだ刺激が足りないか?」
 妻は乳首も感じやすい。そこを舐めながら女陰をえぐってやれば、絶頂に押し上げられそうな気はする。だが、私は先ほど見た時にほぐれていると感じた、もう一つの急所に指を這わせた。




「さっきは、こっちでも感じたよな。指よりいいもの、入れてやろうか」
 膣からバイブレーターを抜き取る。汲めども尽きぬ泉のように、こんこんと湧き出す愛液。指先ですくい取ったそれを、今度は尻たぼの狭間に咲く、焦げ茶色の淫花へと塗りつける。

「そこは、いやぁ。汚いの・・・お願いだから・・・もうっ・・・」
 誰が、聞く耳など持つものか。ローターをポケットから取り出し、スキンでくるんだ。一旦、膣の中に沈ませて、ねっとりとした汁をたっぷりとまぶす。取り出したそれは、朝陽を受けて淫らに光っている。

「・・・あっ、はぁぅ・・・うぅっ・・・」
 肛門の奥まで、指で淫具をゆっくりと押し込んだ。
「息を深く吐いて、力を抜くんだ。大丈夫、痛くないから」
 根元まで埋めた人差し指を、括約筋が小気味よく締めつけてくる。

「こうしたらどうだ。気持ちいいだろう?」
 つまみを捻る。妻の腰が、前門への責めとは違う動きで跳ね踊る。
「うぐっ・・・いやっ・・・はぁっ・・・ぁあふっ・・・」
「そんなにいいのかよ。やっぱ、こっちの穴でも感じるんだ」

 一昨夜の高岡も、理恵さんのアヌスをこうして愛していた。膣に入れた指で、薄皮を隔てたローターの振動を探る。
「前も後ろもヒクヒクさせて。これなら、もう少し強くしてもいいかな」
 妻は、私の声が耳聞こえないかのように、あえぎ続けている。

「まずは、写真を撮るぞ。ケツのコードがよく見えるようにして・・・」
 しどけなく開いた下半身を狙い、シャッターを押す。フラッシュを浴びて、妻の体がビクンと跳ねた。片方の指で陰唇を一杯に広げて、もう一枚。再び反り返る女体。

 泣きながら背けようとする顔を、巧みにフレーム内に入れながら、妻の生々しい痴態を写真に収めてゆく。デジカメのシャッター音が響くたびに、よがり声が艶めいてくるようだ。その羞恥に打ち震える姿が、私はいとおしくてならない。

 声を聞かれたくない。その意識が強いのだろう。妻のあえぎは、高く低く波打つ。もう何度か、軽く達しているようでもある。
「外で縛られて、見られるかも知れない中でされると、燃えるよな?」
「・・・そんなっ・・・あっ、ああっ・・・違う・・・違うのぉ!」

 尻たぼの隙間までしとどに濡らす愛液を、指ですくってみせる。
「こんなに垂れ流して、すげぇ声を出して、前にも欲しいんだろ?」
「ぁぅん・・・ち、違います・・・お願い・・・もう止めて・・・」
 言葉とは裏腹に、妻の目つきは蕩け始めている。

「照れるなよ。今度は、両方の穴でゆっくり楽しみな」
 肛門が処女地でないことは、よくわかった。ペニスを挿入されたかまではわからないが、他の男の手で性感はしっかり開発されている。激しい嫉妬と興奮に、心が焼けただれてしまいそうだ。

 もう一度バイブを取り上げ、ヴァギナに挿入する。バイブの舌が肉芽に当たるように調節し、ビニールテープで位置を固定した。スイッチを入れる。肛門のローターは、少し絞り目にしてやる。
「ぁあん・・・いやっ・・・そんな事されたら・・・く、狂っちゃう・・・」




 エプロンの背中の紐を解き、トレーナーと一緒に掴んで、のど元までぐいと剥き上げた。小ぶりな乳房を軽く撫で上げ、その頂点の鈍色の突起をつまんで、指の腹で入念に揉みつぶしてやる。
「もう、乳首をビンビンに勃ててやがる。ホントにスケベな女だな」

 自由を奪われ、熟した裸身を晒しつつ、前後の穴を大人のオモチャでえぐられる。耐えがたい恥辱の筈なのに、妻はあごをのけぞらせ、いつの間にか腰をくいくいと振り始めている。そして、その淫靡な律動の向こうに、相変わらずのどかな景色が広がっている。

 ついたて代わりにした風呂のフタは、幅が約1メートル半。上流と下流にある、二つの橋付近からの視線は防げない。百メートル近い距離があるため、簡単には気づかれないだろう。しかし、女がベランダで横たわっている姿は、人目を惹いてもおかしくはない。

 もっとも、その角度からでは、妻の下半身は陰になって見えない。ただ、傍にいる私には両方の橋が見えているので、向こうからも二人の上半身は見えている筈だ。乳頭を尖らせた白い胸のふくらみも、女の悦びをあらわにした、切なげなその表情も。

「うぅっ・・・はぁん・・・いいっ・・・いいのぉ!」
 堪えきれず漏れる吐息と、艶かしく快感を訴える声。涙を流し続けてはいるが、官能の波が徐々に妻を呑み込もうとしている。
「そんなでかい声出して、本当はご近所に気づかれたいんだな?」

 よがり声が大きくなっている事に気づいて、妻はあわてて口をつぐもうとする。同じマンションの住人たちに、朝からベランダで変態的な色責めを受けていると知られるのは、一人の女としてだけでなく、母としても絶対に避けなくてはならない事態だ。

 そして、私にも夫として、父としての責任がある。もし誰かに見られたら、私たちは社会的に破滅する。わかっていながら、妻を公衆の面前で嬲りたいという衝動に、歯止めが掛からない。
 羞恥責めに反応し、淫らにうごめく熟女の体。その妖しさが、私をもっと危険なプレイへと引きずり込んでゆく。




「本当はお前、5階のダンナに見て欲しいんだろ?」
 妻が奥さんから聞いたところでは、私より十歳近く年下らしい。私も何度か会っている。細面に銀縁メガネを掛けた、かなりの男前だ。職業は歯科医で、確か駅の近くで開業していると聞いた。

「そんなこと、あっ・・・あるわけが・・・あうっ!」
 他の多くのマンションと同じく、このベランダの床にも避難用ハッチがある。妻の嬌声を聞きつけて、5階の床 ── ここから見れば天井 ── にあるその蓋が、今にも持ち上げられそうな気がしてくる。

「しっかり口を閉じてないと、まる聞こえだぞ。いいのか?」
 上半身を抱き上げる。妻は待ちきれないというように、自分から唇をぶつけて来た。私の口の中に、妻の熱い舌が入ってくる。
「あっ・・・うふぅん・・・んぅん・・・くふぅ・・・」

 唇を重ねたまま、円を描くように首を振る妻。きつく吸引するかと思えば、柔らかい舌先が歯ぐきをやさしくなぞり上げる。前後の牝穴からの刺激だけでは物足らず、口の粘膜をねぶり尽くすことで補おうというように、妻は自らディープキスに没頭してゆく。

 眉根をきゅっとたわめ、愉悦を噛み締める妻の表情。その切なげな顔を目にして、私の業深い嗜虐欲が燃え盛る。秘めやかな女の部分を奥までさらけ出し、深々と淫具を呑み込んだその姿は、男たちの視線を釘づけにするに違いない。

 絡みついてくる柔らかい舌の感触。バイブのコントローラーに手を伸ばし、徐々に強い刺激を与えてやる。妻の腰に震えが走る。
「うぐぅ・・・んぁあぅ・・・ぅうぐぉ・・・」
 くぐもったおめき声が、切羽詰った響きを帯びてきた。

 口の中で、舌がぴちぴちと跳ねる。唾液のとろけるような甘さ。唇をもぎ離すと、途端に妻の口元からよがり声がこぼれる。
「あっ・・・あぁん・・・もうっ、もうイキそう!」
「イっていいんだ。可愛いよ、美子。愛してる、愛してる・・・」

「あん・・・私もよ、でも・・・でも、見られちゃう・・・ぁあぅん!」
 バイブに手を添え、細かく震える突起をクリトリスに押しつけた。
「ぅああっ! すごいっ・・・ああっ! イクっ、イックぅ!」
 絶頂へと駆け上る表情の、この上ない美しさ。

 たまらず、今度は私が唇を奪う。もう妻は応えるどころではない。
「ぐぅっ・・・んぐうぅ・・・うっぐぅ!」
 三つの穴をぴっちりと塞がれ、乳首を嬲られる。その快感に全身を打ち震わせながら、私の腕の中で妻は何度も達した。    




 隣接階の住人に、露出プレイを気づかれるかも。その危険も顧みず、自宅ベランダで妻を嬲り者にし続ける私。この続きは、「見知らぬ妻(7)」でどうぞ。  




このストーリーはフィクションです。 のぞき、盗撮、猥褻物陳列は犯罪です。絶対に真似をしないでください。